保育・教育の現場での生き物飼育方法講座

京都生き物文化研究所ブログ−保育園・幼稚園など幼児教育の現場での生き物飼育に役立つ情報を提供します。

フィルターの掃除

グッピー水槽のフィルターの掃除を行います。

ポイントは「掃除しすぎないこと」です。あくまでもフィルターにたまったデトリタスによって目詰まりが起こらないようにするだけで、綺麗にしすぎると逆効果です。

 

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現況1

水草がわさわさ生えています。泳ぐスペースも狭そうなのでトリミングしてやります。

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現況2

横から見るとこんな感じ。

ハサミで切ります。私は水草用のハサミを持っておりますのでそれで切りますが、なければ手でちぎっても構いません。

 


カミハタ アクアフィオーレ AQUA FIORE 水草用ハサミ 関東当日便

 

こんな感じのハサミです。何度も言いますが別になくても全く不便を感じません。

 

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ハサミでチョキチョキ

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こうなりました。

で、フィルターです。

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バケツの水にカルキ抜き

カルキの入った水で洗浄するとバクテリアがかなりダメージを受けますので、できれば水槽の水を使いたいところですが、もとの水量が少ないので今回は水道水にカルキ抜きを入れます。バケツの中のカルキを抜いた水でふり洗い。

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軽く洗います。

こうして軽く振って洗います。

 

見たところもともとデトリタスも少なかったようです。

 

あとはバケツの中の水を捨てておしまいです。

 

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これを捨てておしまい。

 

5分もあればできるかと思います。

 

ちなみに水槽をセットしてから初めてのフィルター掃除です。実はこんなもので、神経質になる必要はありません。記事に困ったので無理やりフィルター掃除しましたが、もっと持ったんじゃないか、と思います。

 

参考にしてください。

 

これを何回か繰り返しているうちに白いろ材のウールがへたってきます。そうなると交換です。

 

ザリガニを飼育していた時は二週間に一回程度ウールの交換が発生していました。結局水を汚す生き物だと頻繁に交換になりますし、小さな魚の場合はそれほど汚れないので、交換もそれほど頻繁にはなりません。