保育・教育の現場での生き物飼育方法講座

京都生き物文化研究所ブログ−保育園・幼稚園など幼児教育の現場での生き物飼育に役立つ情報を提供します。

水槽の水漏れ

今日、仕事から帰ると水槽から水漏れがしていました。

 

水槽を長年管理していますと必ずやってくる事態です。ガス給湯器と同じで十年を超えるとそろそろやばいです。私の場合はADA(アクア・デザイン・アマノ)という高級品を使っていましたので比較的持ちがいいと思いますがADAのサイトを見ると「ヤバイよ」(大意)ということが書いてありました。

www.adana.co.jp

私は水槽を2004年10月に購入してますので、そろそろヤバイな、と2016年のこのキャンペーンを見て思いました。しかし水槽の入れ替えってものすごくめんどくさい上にリスクが大きいものです。放っておきました。

 

そこから3年近く経ちました。水漏れしても不思議ではありません。

 

ちなみに当時はADAの水槽は通販でも買えました。私は通販で買ったのでキャンペーンの対象ではなさそうでした。今はADAの水槽は代理店でしか買えません。

 

水槽の水漏れは特に集合住宅では致命的です。私の水槽の場合、45cm四方(45cmキューブ水槽)の水槽ですから、80リットル強の水が入っていることになります。これが漏れてしまえば結構な水になります。

 

こういう時はのんびりしている暇はありません。とりあえずADAの代理店に急行します。45cmキューブという特殊なサイズの水槽を使っていると困るのはこういう時です。ホームセンターに行っても売っている可能性はゼロです。もし新たに水槽を始める方は60cm規格水槽(60cm×30cm×30cm)がオススメです。器具も豊富に揃っています。

 

ADA代理店に行きました。危惧は当たりました。色々なサイズの水槽が売っていますが45cmキューブの水槽はありません。水槽台が45cmなので45cm水槽しか置けません。設置場所の関係から45cm以上の場所は取れません。そこで45cm水槽のシステムをその場で新たに設計することにしました。

 

45cm水槽はいくつかありましたが、一番水量がありそうなのはコトブキのレグラス450でした。これに決定。現在使っています45cmキューブ水槽のろ過システムはそのままでは使えません。水槽の中に大きなスペースをとっているからです。

 


コトブキ工芸 kotobuki レグラス R 450(45×30×32cm) 45cm水槽(単体) お一人様1点限り 関東当日便

 

 

水槽の中に15cmキューブ水槽を沈めてそこに底面ろ過を入れています。さらにパワーハウスの投げ込みフィルターを入れています。外かけフィルターを付けています。外かけフィルターは改造してパワーハウスとエーハイムのろ材を詰め込んでいます。

 

上部フィルターと45cm水槽のセットも売っていましたが、LEDの照明はすでに持っていますので、無駄になります。そこで同じシステムをバラで揃えることにしました。9点セットと言っても実質水槽、照明、ろ過装置、保温器具のセットです。これに水温計、カルキ抜き、ガラスふた、バックスクリーン、飼育の手引きが付いてきます。どれもいりません。ちなみにこのカルキ抜き、一回限りなのでどうせテトラのカルキ抜きを買うことになるので別にいりません。またどう見ても量が多すぎます。個人的な意見として、こういうセットに入っているカルキ抜きはあてにしないほうがいいと思います。

 


コトブキ工芸 kotobuki プログレ450 9点 LEDセット お一人様1点限り 沖縄別途送料 関東当日便

 

で、今書いていて気づきましたが、セットはプログレで、単品はレグラスなのね。そこに上部フィルターかぁ、あまりオススメしないなぁ。

 

参考

in0ri.com

同じメーカーの上部フィルターです。

 


コトブキ スーパーターボ トリプルボックス 450 ろ材付 【45cm水槽用 上部フィルター】

 

 「ガタツキやつたい漏れの恐れがあるので使用しないでください」って思い切り書いてあります。真似はしないようにしてください。私も早い目に何か手を打ちます。

 

慌てるとロクなことがありません。

 

書いていて長くなりましたので、水槽入れ替えの手順は明日に回します。