保育・教育の現場での生き物飼育方法講座

京都生き物文化研究所ブログ−保育園・幼稚園など幼児教育の現場での生き物飼育に役立つ情報を提供します。

簡単に飼う場合に便利な器具のご紹介ープラケ

久しぶりの更新です。今のところ稚エビが生まれたり、グッピーの子供が大きくなったり、グッピーのメスが産仔中に死んだり、といろいろありました。

 

こういうバタバタした時にあってよかったな〜と思うのがプラケです。

 

グッピーの子供が生まれた時にとりあえずプラケに隔離する、とか、しばらくそこで管理する、とか、大掃除の時に避難場所にするとか、いろいろ使います。

 

そもそも保育園や幼稚園、あるいは小学校などでも教室で何か飼う場合にはプラケがあればいい、というケースも多いです。メダカやヌマエビやザリガニ程度ならプラケで十二分です。

プラケは近くの100円ショップやホムセンで売っているので十分ですが、近くにない、とか面倒くさいとか、時間がないという場合には通販もあります。送料がかかるのでオススメはしませんが、画像を示すのに便利ですのでcharmさんの楽天支店を出しておきます。このcharmさんはアクアリウムの通販のもっとも有名でもっとも使う人が多いサイトの一つではないでしょうか。私は通販はここしか使ったことがないです。ホムセンなどに行くのが面倒という人はオススメします。しかし送料はかかります。

 

例えばこれはほぼ万能です。私はこれでザリガニを一年半飼育していました。

 


マルカン ワイドビューBLACK(ミニ)(185×117×137mm) プラケース 虫かご 飼育容器 昆虫 カブトムシ クワガタ 関東当日便

これの便利な点はフタがしっかり閉まるという点です。これは意外と盲点で、ザリガニは油断するとフタを開けて脱走します。私も痛い目にあったことがあります。3時間後に見つかってことなきを得ました。ザリガニが脱走して見つかった場合の対処法は実はいろいろあって、単純に水にドボンでは死ぬ可能性があります。また述べたいと思います。そういう時にも予備のプラケがあると便利です。フタがしっかり閉まるのがよいのはカブトムシもそうです。コーカサスオオカブトを飼っていた時、普通のフタのプラケだとこじ開けられます。コーカサスオオカブトがフタをこじ開けようとする現場を見た我が娘はそのショックからか虫嫌いになりました😓

初めからこのプラケで買えばよかった、と後悔しています。

 

次にご紹介するのはカブトムシやクワガタムシを飼育する際に便利なプラケです。私は苦手なのでやりませんが、カタツムリやナメクジを飼育する場合にも便利でしょう。

 


三晃商会 SANKO CLEAN CASE クリーンケース(S)(235×155×185mm) プラケース 虫かご 飼育容器 関東当日便

 

前のものに比べて値段が高いですが、フタに工夫があり、コバエが入りにくくなっています。実はカブトムシ・クワガタムシを買うとコバエがいつのまにやら周りを飛んでいます。コバエが餌や土に産卵して、そこから発生するわけです。従ってコバエの侵入を防ぐためにフタに工夫があるのです。その高価な部分はフタなので、これでザリガニを飼えないわけではありませんし、実際飼育している現場を見たこともあります。しかしムダといえばムダです。

 

メダカなどをある程度買うのであればこのクラスがあれば30匹は余裕でいけるでしょう。しかし容量も30リットルを超えますのでそれ相応の丈夫な置き場所に置かないと危険です。


飼育容器 特大 黒(430×340×260mm) プラケース 虫かご 昆虫 メダカ ザリガニ 両生類など お一人様2点限り 関東当日便

ざっくりとプラケを紹介してきましたが、魚を飼う場合には大きなプラケに加えて小さめのプラケも用意しておくと便利です。

 

では次回は魚に便利な器具類をご紹介していきます。